Mineral
SAE粘度グレード | 20W-60 | ||||||
品 質 | SE/SF/SG/CF | ||||||
密 度 | 0.889 | ||||||
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粘度指数 | 135 | ||||||
引火点、℃ | 250 | ||||||
流動点、℃ | −32.5 | ||||||
荷 姿 | 1㍑ 缶×20 20㍑ ペール |
最近のエンジンオイルは超低粘度油がトレンドとなっています。しかし、旧車や低年式の輸入車、また湿式クラッチを採用している二輪車には、これらのオイルは最適ではありません。また旧車や低年式の輸入車に全合成油を使用するとオイル漏れにつながるトラブルの発生も懸念されます。
現代車に部分合成油や全合成油を使用するのは半ば常識となっておりますが、旧車や低年式の輸入車の場合はその車が作られた時代のエンジンオイルがベストマッチします。エンジンに使用されているゴムシールに最もなじみの良いのは純鉱油ですので、オイル漏れのトラブルも未然に防止します。
高粘度を使いたくても、シングルグレードでは冬場に使えなくなるのが困ります。そんな旧車ファンの要望に応えて新開発した鉱物油の20W-60です。マルチグレードの中ではもっとも硬いオイルに属しますが、流動点はマイナス32.5℃ですので、真冬の使用も可能です。特に夏場の熱ダレに悩む車にお薦めします。
50,000km以上走行した車や過去にエンジンをオーバーホールしていない過走行車の場合、高粘度油でオイル交換をすると、エンジン性能が回復したり、タペット音の激しいエンジンに使用するとエンジンからの異音を抑制します。