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ニャルフ
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「コモンレール式」ディーゼルエンジンについて教えてください。

ニャルフ

コモンレールは最近良く聞かれるようになった、ディーゼルエンジンの用語です。 排気ガス規制の強化により、完全燃焼(煤や有害ガスが少ない)を促進するために導入されたシステムです。「コモン」の意味は 「共通」、レールは燃料パイプのことを意味しています。従来方式はポンプから直接各気筒に燃料を分配しておりましたが、コモンレールは、燃料(軽油)を従 来のポンプで発生した圧力(燃圧)よりもはるかに高い圧力で共通のパイプ(コモンレール)にいったん蓄え、蓄えられた高圧の燃料をコモンレールから各気筒 に分配しています。高圧となった燃料は高度に電子制御されたインジェクターにより燃焼室に吹き込まれます。 高度な電子制御は「噴射時期」と「噴射時間」を制御するとともに、本格的な噴射の前に少しだけ噴射する(プレ噴射)などの細か い制御を行い、完全燃焼を促進します。燃料が高圧で噴射されることにより、霧の粒が小さく細かいために、良く空気と混ざり合い、燃料の気化が促進され、より完全燃焼に近づけることが可能となりました。燃料が完全燃焼すれば「煤」の発生は少なくなります。 参考までに、従来方式とコモンレール式の燃圧を比較します。

  1. 副燃焼室式 400~500気圧 旧式のエンジンのため現代の主流ではない
  2. 直噴式 1000気圧程度 現在、最も普及している燃焼方式
  3. コモンレール 2000気圧以上 排ガス規制強化に対応できる新技術

1998年にメルセデスベンツとISUZU がほぼ同時に発表、99年になると自動車メーカー各社からコモンレール式の次世代ディーゼルエンジンが続々と発表され、現在はこのコモンレール式が主流になつています。 コモンレール式エンジンは排ガスがきれいなことはもちろん、ススの排出も少なく、環境配慮型のエンジンと言えます。

ワンポイント・アドバイス ISUZU のコモンレール式エンジンの場合は5W-30のエンジンオイルが指定されていますので、できるだけ指定の粘度を守ってください。ISUZU方式はインジェ クターの開閉に高圧となったエンジンオイルを利用していますので、あまりに粘度がはずれると好ましくないのです。特に、高粘度油(15W-40)の使用は 避けてください。 ISUZU は市場で販売されているすべての粘度でエンジンテストをしたようですが、寒冷地において「5W-30」以外の粘度(10W-30)を使用するとエンジンが始動できないなどのトラブルが出ます。

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