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ニャルフ
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みなさまの疑問&質問にニャルフがお答え。
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ATFにも「合成油」はあるのでしょうか?

ニャルフ

モーターオイルが進歩を遂げ、高性能オイルは合成油に移行しましたので、石油各社からも合成の ATF が発売されるようになりました。

ATF は GM と FORD の持つブランド「DEXRON/MERCON」が一般的ですけれど、あるメーカーの合成 ATF は承認を得られておりませんし、GM, FORD 両社も積極的に合成油を承認する意向はないようです。

その理由は、両社とも現行の「DEXRON Ⅲ/MERCON」を上限の性能と判断しており、さらに高性能な ATF は必要ない、と考えているからです。

なぜなら、合成油がAT 機構内部に採用されている様々な素材に与える長期間の影響も明らかになっておりませんでしたが、湿式クラッチや湿式ブレーキに使用される摩擦材や、プラスティック類やゴム部品に対する影響のない素材が選ばれるようになりました。

一見すると GM、FORD の承認がないので、品質の悪いオイルと解釈されがちですが、合成油は鉱油より優れた特徴を多く有していますので、信頼できる有名メーカーの製品なら安心して使用することが可能です。

販売される価格は合成油の方が鉱油に比べはるかに高いのが普通です。

合成油の ATF はまだ多くのメーカーから販売されているわけではありませんし、同時に ATF の主流にもなっていませんので、特殊オイルの一種といっても良いでしょう。

合成油の ATF には下記の特徴があります

  1. 低温流動性が高いために寒冷地での始動性が良いと同時に低温時のシフトがスムースに行われる
  2. 外気温が低くてもシフトのタイムラグ(変速遅れ)がない
  3. 高温特性が優れているため、高温時に粘度低下を起こしにくい
  4. 酸化劣化が少なくロングライフ性能が高い

合成の ATF が主流になるには、GM, FORD 両社の意向とさらに高性能な AT が出現すれば可能性はあります。今後の自動車技術の進歩と動向を見つめる必要があるでしょう。

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